御殿山 ~憧れの高級住宅街特集

武蔵野台地を構成する淀橋台地のうち、高輪台の先端にあたる丘陵。
目黒川の左岸、北品川地区の西部に位置し、丘陵の東は海、西と南側を目黒川が流れ北には台地が継続しています。

御殿山(ごてんやま)の名称は、太田道灌が江戸城を築く前の長禄(1457-60)の頃に屋形を構えていたという伝承に由来するとの説もありますが、後述の「品川御殿」から命名されたと考えられます。

中世の御殿山は幕末の品川台場築造の際の土砂採取によって板碑・宝篋印塔・五輪塔などの中世石造物が多量に出土しており、海を望む山の斜面には石塔が建ち並ぶ供養の場が築かれていたと考えられています。
江戸時代初期から元禄15年(1702)にかけて、この地に将軍家の品川御殿が設けられ、鷹狩の際の休息所として、また幕府の重臣を招いての茶会の場として利用されていました。御殿の位置は現北品川3丁目5番付近と推定されています。

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