目白が出来たのは目黒があったから

 JR山手線の駅名にもなっている「目黒」と「目白」はご存知だと思いますが、都内には、ほかに「目青」「目赤」「目黄」の三色があり、五色あわせて五色不動と呼ばれています。

現在は、「目黒不動」目黒区下目黒の滝泉寺・「目白不動」豊島区高田の金乗院・「目青不動」世田谷区太子堂の教学院・「目赤不動」文京区本駒込の南谷寺・「目黄不動」台東区三ノ輪の永久寺にそれぞれあります。
そもそも五色不動は、江戸の鎮護と天下泰平を祈願して三代将軍家光が五つの 不動尊を割り当てたそうです。
これらは江戸城を中心に、周囲を五つの方角に配置されてましたが、配置の基 準になったのが江戸が成立する以前からあった目黒不動です。
つまり目黒不動がほかの四つの不動尊の場所を決めたわけで、目黒が無けれ ば目白も無かったのです。

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