ふだんの街並みが一変し、赤提灯と太鼓の響きに包まれる「大師夏まつり」。2025年は8月16日・17日の2日間、西新井大師の境内と門前商店街一帯が、盆踊りや阿波踊り、約100軒の屋台が並ぶ“下町の夏の風物詩”として賑わいます。本記事では、まつりを彩る各種演舞や人気屋台、実際に出店する商店・飲食店情報まで、フェス的な盛り上がりの裏側まで徹底解説します。
目次
大師夏まつりとは
歴史と特徴
西新井大師夏まつりは、下町・足立区西新井の厄除け寺・西新井大師で長年続く地域密着の夏イベントです。初回は近隣住民中心の盆踊りだったものが年々拡大し、今や都内外から約2万人以上の来場者が訪れる一大フェスに発展しました。地域町会や地元の協賛店と一体で作り上げられ、浴衣姿の踊り手が2000個の赤提灯で彩られた大やぐらを囲んで舞い、勇壮な阿波踊り流しや迫力ある太鼓演奏が夜空に響きわたります。
ゲスト次々登場!スカロケ大盆踊り大会!西新井大師 大師夏まつり 2024 Tokyo Bon Dance. Bon Odorihttps://t.co/3ABlx4SDwj
ゲストに平成ノブシコブシの吉村さんや、パリ五輪レスリング男子グレコローマンスタイル60キロ級で金メダルを獲得した文田健一郎さんが登場🚀#スカロケ #盆踊り pic.twitter.com/lFgKpiGYQm
— VeryJAPAN (@Very_JAPAN) August 19, 2024
会場周辺のスポット・地元商店
会場となる西新井大師の境内・参道には、昔ながらの和菓子店「花」、テイクアウトドリンクが人気のカフェ「ヴォアスィビス」、鮮魚自慢の「ミートショップセキヤ」や、地元密着型の「焼肉官兵衛」、風情あるスナック「艶」など多彩な飲食店・商店が今回協賛し、出店や特別サービスを実施予定です。門前商店街エリアや裏参道も屋台ストリート化します。
フェスで人気の屋台と出店情報
定番グルメ&SNS映えの新顔
約100軒もの屋台が並び、行列必至の「関西風たこ焼き」、「屋台焼きそば」や、1日300本限定「炭火焼きとうもろこし」、マンゴーラッシー氷・天然氷かき氷、カラーチョコバナナやシナモン風味りんご飴などSNS映えメニューも多数登場。裏参道北側は待ち時間が短く穴場。飲み物系も充実し、近隣の協賛店は特別装飾や限定テラス席で祭り気分を盛り上げます。
昭和30~40年代の足立区で愛されるも、今は提供店が少なく希少な存在の「文化フライ」。今日の大師夏まつりは食べられる貴重な機会だったらしい。
全体的にソース味がほのかに広がっていて、すんなり食べ進められる素朴なおいしさ。
ほんの少し不思議な感覚の食べ物で、やっと食べられてよかった。 pic.twitter.com/OtjW6yFbHX
— 辰井裕紀@ライター (@pega3) August 20, 2023
地元店の協賛やコラボ企画
有志協賛の「そばの陣」や、昭和レトロな「カラオケみつばち」など、普段なかなか入れない地元店がこの期間だけの屋外出店を実施。限定グルメや縁日ゲームも盛況で、祭り限定グッズ販売やトークイベントとのコラボも予定されています。
楽しみ尽くす裏ワザと過ごし方
屋台攻略&混雑ピークタイム
屋台は17:00前までに定番人気グルメを確保するのが秘訣。特に焼きそば・たこ焼きは夕方になると行列必至。スイーツ系は18:00前の購入がおすすめです。ライトアップ後の写真撮影を狙うなら、18:30頃から提灯がベストに映えます。
【大師夏まつり2024】
2024年8月17日(土) 18日(日)
17日(土) 17時30分~
18日(日) 17時00分~西新井大師境内にて
最寄駅 東武大師線 大師前駅より徒歩3分 pic.twitter.com/tqIepsMF1s
— リョウ、心のむこうに。 (@mikanseidrama) May 27, 2024
ゆっくり楽しみたい人へのスポット
西新井公園(徒歩5分)は、レジャーシート持参で屋台グルメをゆったり楽しめる穴場。裏参道北エリアのベンチや大師西駅前のカフェテラスも休憩に最適で、小さなお子さん連れにもおすすめです。ベビーカーでは16:30までの入場がスムーズ。
大師夏まつりの詳細
最寄駅 : 東武大師線大師前駅
会場 : 西新井大師境内
日程 : 2025年8月16日(土)〜17日(日)
公式サイト : https://daishi-natsumatsuri.jimdofree.com/
※掲載内容は変更されている場合があります。最新の情報は、会場や主催者の公式サイト等でご確認ください。