京王井の頭線 -駅名の由来-
京王井の頭線は、渋谷から吉祥寺を結ぶ京王電鉄の鉄道です。 駅間距離が非常に短く、次の駅までが1km未満で隣の駅がホームの端から見えるなど小規模な路線です。 踏切が多い中、環状八号線や主要な道路と交差する箇所は敷設時から立...
「幡ヶ谷駅」 当時の地名である「豊多摩郡代々幡村大字幡ヶ谷(とよたまぐん よよはたむら おおあざはたがや)」より命名されました。 代々幡村は1889年(明治22年)に南豊島郡の代々木村と幡ヶ谷村とが合併して誕生しています…
「神泉駅」 江戸時代に刊行された『江戸砂子』によると、「此処に湧水あり、昔空鉢仙人此谷にて不老不死の薬を練りたる霊水なる故斬く名付しと言ふ」仙人が不老長寿の薬を作った)とあって、古くから霊泉として知られていました。 この…
「初台駅」 地名の由来は、代々木村に太田道灌が作った8ヶ所の砦のうち、一の砦のあった場所から、初台と呼ばれるようになったといわれています。 この地に江戸幕府二代将軍徳川秀忠の乳母であった土井昌勝の妻が、徳川家康関東転封直…