隅田川とうろう流し2026開催決定!吾妻橋を彩る幻想的な夜に感動

隅田川とうろう流し

隅田川とうろう流し2026が、8月15日(土)に浅草・吾妻橋周辺で開催されます。関東大震災や東京大空襲などで隅田川に眠る人々を悼み、平和への願いを込めたとうろうを自分の手で流せる、東京の夏ならではの行事です。夕暮れの川面に灯りが浮かび、吾妻橋から言問橋にかけて幻想的な風景が広がります。浅草散策や東京ミズマチのグルメと一緒に楽しめる、心に残る夏の夜です。

隅田川とうろう流し2026の見どころ

約3000個の灯りが川面を彩る

隅田川とうろう流しの大きな魅力は、参加者の願いが書かれたとうろうが、ひとつ、またひとつと水面へ送り出されていく光景です。墨田区側では約3000個のとうろうが流される予定で、浅草側と合わせて吾妻橋周辺の川面をやさしい灯りが包みます。

花火大会のような大きな音や華やかな演出とは異なり、隅田川とうろう流しでは、ろうそくの小さな炎と水の流れが主役です。風に揺れる灯り、川面に伸びる吾妻橋や東京スカイツリーの明かり、夕暮れから夜へ移り変わる空の色が重なり、静かで美しい夏の風景をつくります。

とうろうには、先祖への感謝や家族の健康、平和への願い、災害からの復興など、さまざまな思いを込められます。自分の言葉を書いたとうろうが隅田川を進んでいく様子を見届けられるため、ただ眺めるだけではない参加型の行事としても人気です。

浅草と墨田の両岸で同時に楽しめる

2026年の隅田川とうろう流しは、台東区の浅草側と墨田区側が連携して開催します。墨田区側の会場は隅田川親水テラス区役所前うるおい広場、浅草側は吾妻橋親水テラスです。両岸からとうろうが流れるため、吾妻橋周辺では川を挟んで異なる角度から光景を楽しめます。

浅草側からは、雷門や浅草寺周辺のにぎわいを感じながら、吾妻橋と隅田川を眺められます。墨田区側では、親水テラスの開放感と東京スカイツリーを背景にした景色が魅力です。同じイベントでも立つ場所によって見える灯りや橋のシルエットが変わるため、写真を撮りたい人にも注目されています。

隅田川沿いを歩きながら、浅草の下町らしい風景と墨田の水辺の景観を一度に味わえるのも、このイベントならではです。浴衣で訪れれば、夏祭りらしい気分がいっそう高まります。



隅田川とうろう流しに込められた願い

慰霊と平和を願う東京の夏行事

隅田川とうろう流しは、関東大震災や東京大空襲など、隅田川で亡くなった多くの人々の霊を弔うための戦災殉難者・水難者の回向法要として始まりました。一時期は中止されていましたが、平成17年に復活。平成30年からは墨田区と台東区の両岸で行われる形となり、コロナ禍による中止期間を経て令和5年に再び開催されています。

現在は、祖先や亡くなった人への供養だけでなく、世界の平和、紛争の終結、災害からの復興、家族や友人の幸せなどを願う場にもなっています。とうろうに書かれるメッセージは一人ひとり異なりますが、川面に灯りを送り出す時間を共有することで、訪れた人の心がひとつにつながります。

8月15日は終戦の日でもあり、隅田川とうろう流しは夏の風物詩であると同時に、平和について静かに思いを寄せる機会でもあります。小さな子どもには、とうろうの灯りを通して東京の歴史や地域の記憶を伝えられるでしょう。

自分でとうろうを流せる特別な体験

隅田川とうろう流しでは、販売されているとうろうを購入し、願いを書いて参加できます。墨田区側のとうろうは事前直売が1,700円、当日販売が2,000円です。会場で販売されるとうろうは、当日15時から予定されています。

墨田区側では、整理券に記載された時間に流し場へ向かいます。とうろう1基につき流し場へ入れるのは1名で、小学生以下の子どもは保護者1名の同伴が可能です。介助が必要な場合は介助者も入場できます。ろうそくは当日に渡されるため、灯りをともしてから自分の手で川へ送り出します。

浅草側のとうろう販売や参加方法は、浅草観光連盟の案内に基づきます。浅草文化観光センターや松屋浅草での販売、当日の組み立てスペースなどが案内されているため、浅草側から参加したい人は事前に確認しておくと安心です。なお、墨田区側で購入したとうろうは墨田区側から流す仕組みで、浅草側から流すことはできません。



会場周辺で楽しむ浅草・墨田さんぽ

浅草の名所と下町グルメを満喫

浅草側の会場を訪れるなら、雷門から浅草寺、仲見世通りを歩くコースがおすすめです。浅草寺で参拝した後は、仲見世の人形焼、雷おこし、揚げまんじゅうなど、浅草らしい食べ歩きグルメを楽しめます。

甘味を味わいたい人には、浅草の老舗として知られる舟和の芋ようかんやあんこ玉、浅草梅園のあわぜんざいも候補になります。とうろう流しの静かな雰囲気に合わせて、和菓子や冷たい甘味を選ぶと、夏の浅草散策がより印象深いものになります。

吾妻橋周辺には、天ぷら、そば、うなぎ、洋食などの飲食店も集まっています。浅草駅近くで食事を済ませてから会場へ向かうほか、隅田川を眺めながら軽食や飲み物を選ぶ楽しみ方もあります。ただし、とうろう流しは慰霊と平和への祈りを込めた行事のため、会場内では落ち着いた雰囲気を大切にしましょう。

東京ミズマチでカフェや食事を楽しむ

墨田区側へ向かうなら、浅草と東京スカイツリータウンを結ぶ東京ミズマチにも立ち寄れます。施設内には、ベーカリーカフェの「むうや」、和菓子・甘味の「いちや」、カフェダイニングの「LAND_A」、アジア料理や発酵食品を扱う「水ト葉」、グルメバーガーの「shake tree DINER TOKYO」などがあります。

「いちや」では大福やどら焼きなどの和菓子、「むうや」ではパンやドリンクを楽しめます。しっかり食事をしたい場合は、ハンバーガーを味わえる「shake tree DINER TOKYO」や、ランチ・ディナーに利用しやすい「沿線食堂」も選択肢になります。

東京ミズマチから隅田川親水テラスへ向かえば、川沿いの景色を眺めながら会場へ移動できます。とうろう流しの前後に、カフェで休憩したり、東京スカイツリーを背景に写真を撮ったりできるため、浅草だけでなく墨田エリアも一緒に楽しみたい人にぴったりです。

写真に残したい幻想的な風景

隅田川とうろう流しでは、とうろうだけを撮るのではなく、橋や街の明かりを画面に入れると東京らしい写真になります。吾妻橋の赤い橋脚、川面に映る灯り、遠くに見える東京スカイツリーを組み合わせれば、浅草・墨田ならではの一枚に仕上がります。

撮影時は、川沿いを訪れる人の通行を妨げないようにし、流し場での進行やスタッフの案内を優先しましょう。とうろうを流す参加者の表情や、願いが書かれた面を撮影する場合は、本人の了承を得ることが大切です。

SNSに投稿する際は、「隅田川とうろう流し」「浅草」「吾妻橋」「東京イベント」などのハッシュタグを添えると、同じイベントに関心を持つ人にも見つけてもらいやすくなります。静かな水面を進む灯りの動画は、短いリールやショート動画とも相性がよく、夏の東京を伝える素材になります。



隅田川とうろう流しのアクセスと開催時間


【開催日】2026年8月15日(土)
【開催時間】18:30 – 20:15
【開催場所】隅田川親水テラス区役所前うるおい広場、吾妻橋親水テラスなど吾妻橋周辺の両岸
【交通アクセス】墨田区側は都営浅草線「本所吾妻橋駅」から徒歩約5分。浅草側は東京メトロ銀座線・都営浅草線・東武スカイツリーライン「浅草駅」から徒歩約5〜9分
【共催】墨田区、一般社団法人墨田区観光協会
【協力】一般社団法人浅草観光連盟
【公式サイト】https://visit-sumida.jp/2026/06/22/11904/

墨田区側では18時30分から式典・来賓流し初め、18時45分ごろから一般の流し始めが予定されています。雨天決行ですが、台風などの事情で開催できない場合は8月16日(日)に延期されます。中止や内容変更がある場合は、主催者・観光協会の公式サイトで発表されます。

とうろうの当日販売は、墨田区側の会場で15時から予定されています。とうろうには数に限りがあり、整理券に記載された時間以外には流せないため、参加を希望する場合は販売方法や注意事項を事前に確認しておきましょう。見学のみの場合は、とうろうを購入しなくても楽しめます。

※掲載内容は変更されている場合があります。最新の情報は、会場や主催者の公式サイト等でご確認ください。