神田古本まつり2025開催|本の街が熱く盛り上がる秋の文化イベント

神田古本まつり

本好きの聖地・神保町が一年で最も輝く季節がやってきます。「神田古本まつり2025」が開催。靖国通り沿いに100台を超えるワゴンが並び、約500メートル続く「本の回廊」が出現します。文学から学術書、アートブックまで、掘り出し物に出会えるチャンス。今年はリラックマとの限定コラボも登場し、例年以上の盛り上がりが期待されています。

神田古本まつり2025とは

秋の神保町を彩る文化の祭典

東京・神保町は「本の街」として世界最大級の古書店街を誇ります。毎年秋に行われる神田古本まつりは、60年以上続く伝統のイベントで、2025年で第65回を迎えます。靖国通り沿いに連なる書店とワゴンには、100万冊を超える古書が並び、通りを歩くだけでまるで本の世界に迷い込んだような体験ができます。

青空掘り出し市と特別イベント

名物は「青空掘り出し市」。希少本や絶版本に巡り会える人気企画で、午前中から多くの読書ファンが訪れます。また、東京古書会館では稀覯本展示やトークイベントも実施。2025年は千代田区観光大使リラックマとコラボした「限定トートバッグ」販売も予定されており、文化とかわいさが共演します。



見どころと楽しみ方

掘り出し本を探すコツ

出品点数は約100万冊。まずはジャンルごとに分かれたワゴンブースをチェックしましょう。文学・歴史・サブカル・アートなど専門書店が集まり、それぞれ独自の品揃えをしています。限定値下げや珍しい和本も見かけることがあります。

グルメ&休憩スポット

神保町といえばカレー激戦区。まつり期間中は多くの飲食店が特別メニューを用意しています。古書店巡りの合間には、老舗喫茶「さぼうる」で休憩したり、「ボンディ」や「キッチン南海」で名物カレーを堪能するのもおすすめ。街歩きそのものが“文化探索”になります。



イベントの歴史と地域の魅力

60年続く本の街の誇り

神田古本まつりは、戦後復興期の古書店振興を目的に始まりました。長年にわたり、国内外の読書愛好家を惹きつけてきた理由は、本との出会いを通して文化を共有できる場であるからです。

神保町の多彩な顔

書店だけでなく、楽器店やスポーツ店、老舗喫茶なども共存する神保町の街並みは独特の温かみがあります。秋の風情とともに、本の匂いが漂う通りを歩けば、ノスタルジックで新しい発見に満ちています。



神田古本まつり2025のアクセスと開催時間


【開催日】2025年10月24日(金)~11月3日(月・祝)
【開催時間】10:00〜18:00(最終日は17:00まで)
【開催場所】神田神保町古書店街(靖国通り沿い・神田神保町交差点周辺)
【交通アクセス】東京メトロ半蔵門線・都営三田線「神保町駅」徒歩1分、JR御茶ノ水駅徒歩8分
【公式サイト】https://jimbou.info/news/20250920.html

※掲載内容は変更される場合があります。最新の情報は、会場や主催者の公式サイト等でご確認ください。