王子稲荷神社の「凧市」は、江戸時代から続く火事除けのお守り「火防の凧」を授与する、東京北区を代表する伝統行事です。 「凧市 王子稲荷神社」で情報を探している読者に向けて、行事の由来や歴史、授与される凧の意味などを、最新の開催傾向も踏まえながら分かりやすく紹介します。
目次
王子稲荷神社の凧市とは
凧市 王子稲荷神社の基本概要
王子稲荷神社の凧市は、毎年2月の午の日に行われる行事で、火事除けの縁起物「火防の凧(ひぶせのたこ)」を授与することで知られています。 江戸の町が大火にたびたび見舞われた時代、風を切って空高く揚がる凧を「火伏せ」の象徴とみなし、王子稲荷神社の奴凧を求める人々で境内が賑わったことが凧市の始まりとされています。 現在でも「凧市 王子稲荷神社」は、家内安全や火難除けを願う多くの参拝者が訪れる、東京の冬の風物詩として親しまれています。
今日は凧市🪁
王子では、火事除けのお守りに凧を買う文化が江戸時代から続いています!
王子稲荷神社のまわりでは、18時までの出店がたくさんあって賑やかでした🎶 pic.twitter.com/hz0tW4aSkM— NACORD(ナコード)公式 (@NACORD_official) February 18, 2025
開催時期のめやすと2026年前後の傾向
凧市は「2月の午の日」にあわせて行われ、初午・二の午の2日間が基本で、三の午は行われない年もあるという形式が長く続いています。 近年の具体例として、2024年は2月12日と24日、2025年は2月6日と18日に実施予定と案内されており、2月上旬から中旬ごろの午の日にあたる日が凧市の日程になる傾向がうかがえます。 そのため2026年も、例年同様に2月の午の日が「王子稲荷神社 凧市」の開催候補日となると考えられますが、正式な日程は神社や北区などの最新情報で確認する必要があります。
火防の凧とご利益
火防の凧(ひぶせのたこ)の由来と意味
王子稲荷神社の凧市で授与される「火防の凧」は、奴姿を描いた色鮮やかな凧で、火事除け・火難除けのお守りとして信仰されています。 江戸時代、火事が多かった江戸の町で「風を制する凧」を家に掲げることで、火災を遠ざけるという願いが込められ、王子稲荷神社の奴凧は特に「火防の凧」として評判を集めました。 現在も凧市では、前年の凧を奉納して新しい火防の凧を授かり、台所や玄関など火に関わる場所に掲げて一年の無事を祈る風習が受け継がれています。
ミニ狐奴
王子稲荷の二の午凧市にて#狐コレクション pic.twitter.com/FUFPOUKmBJ— 狐小路ヌヱ (@kitsunetsuki0w0) February 18, 2025
授与される凧の種類と特徴
凧市で授与される火防の凧は、代表的な奴凧型で、縦約20cm×横約25cmほどの大きさと紹介されることが多く、室内にも飾りやすいサイズ感です。 顔の表情がいきいきと描かれたカラフルなデザインが特徴で、「部屋に飾ると元気が出る」と評されるほど親しみのある意匠となっています。 授与品としての具体的な初穂料は年により変動する可能性がありますが、近年の紹介では1体1,800円前後と記載されている例もあり、詳細は当年の案内を確認するのが安心です。
王子稲荷神社という神社
王子稲荷神社の歴史と信仰
王子稲荷神社は、東京都北区岸町に鎮座する古社で、関東の稲荷信仰を代表する存在のひとつとされています。 古くから農業や商売繁盛、五穀豊穣、火防などにご利益があると信じられ、江戸時代には「関東稲荷総社」のような位置づけで庶民に親しまれました。 例大祭や「狐の行列」など、年間を通じてさまざまな行事が行われており、そのなかでも「凧市 王子稲荷神社」は冬の行事として特に知名度の高い催しです。
王子稲荷神社の凧市
北区岸町1丁目12-26
王子稲荷神社の凧市に行ってきました。
王子稲荷神社の「凧市」は江戸時代から続く名物行事です。 たびたび大火に見舞われた江戸時代に「凧は風を切って揚がる」ことから火事除けのお守りにと、民衆が奴凧を「火防の凧」として買い求めたのが始まりです。 pic.twitter.com/mYsfSViPdI— HAPPYMAN (@DADAMAN537407) February 18, 2025
境内の見どころと文化財
王子稲荷神社の境内には、国認定重要美術品とされる柴田是真作「額面著色鬼女図」や、谷文晁の龍図など、貴重な絵画が所蔵されており、凧市の時期に一般公開が行われることもあります。 これらの文化財は、11時から16時の時間帯に公開されると案内されている例があり、凧市と合わせて神社の歴史や美術に触れられる機会となっています。 また境内には稲荷神社らしい朱色の鳥居や狐像が並び、冬の空気のなかで行われる凧市の雰囲気を一層印象的なものにしています。
凧市(王子稲荷神社)2026の詳細
最寄駅 : 王子駅
会場 : 王子稲荷神社
日程 : 2025年2月6日、18日
公式サイト : http://www.kanko.city.kita.tokyo.jp/event/593-2/
※掲載内容は変更されている場合があります。最新の情報は、会場や主催者の公式サイト等でご確認ください。














