秋葉原駅

「秋葉原駅」

1869年(明治2年)の大火の後、明治政府は広い火除地(ひよけち)を確保し、その中心に鎮火神社を建てた。人々は江戸時代に火防(ひぶせ)の神として信仰を集めていた秋葉権現(あきはごんげん)が勧請(かんじょう)されたものと思い、鎮火神社(秋葉神社)の周りの広い原を「あきばのはら」「あきばがはら」「あきばっぱら」と呼ぶようになったといわれている。 1888年(明治21年)、この地に鉄道が敷かれるのに伴い、秋葉神社は現在の台東区松が谷3丁目に移転し、新しくできた駅を秋葉原(あきはばら)駅と命名したことで、後に地名の読みも「あきはばら」となった。

電車情報

【乗り入れ路線】東京メトロ日比谷線・JR山手線・総武線・京浜東北線
【停車列車種類】快速急行・急行・準急・区間準急・各駅
【ターミナル駅までのアクセス】東京駅まで3分・新宿駅まで12分・池袋駅まで17分
【1日平均利用者数】353,596人(2012年)

秋葉原駅の歴史

駅より南側は当時既に市街地となっていた。上野駅とこの火除地の間に道路が存在していたため、これらの払い下げを受けて用地を確保し、貨物駅として1890年(明治23年)に開設されることになった。当初はこの上野駅からの貨物線を「秋葉原線」と呼び、当駅は秋葉原貨物取扱所と呼ばれていた。

秋葉原駅エリアの雑学

秋葉原駅
秋葉原で第二次大戦後に創業した「ムセン」・「無線」と名の付く店鋪は、当時ラジオ販売を主にしていた事からそのような語句を社名としたと言われる。ここでいう「無線」とは大抵ラジオを指し、無線機を扱わない店舗も多かった。無線機器やその部品を扱う商店はかつては巣鴨付近に多く、その名残で秋葉原で無線機や電子パーツを扱う会社には、巣鴨発祥のものが現在も存在する。

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