東京都心でありながら、秋の日本庭園に華やかな菊の世界が広がる「菊花壇展」。2026年は11月1日(日)から11月15日(日)まで、新宿御苑の日本庭園で開催されます。皇室ゆかりの伝統を受け継ぐ菊花壇は、大作り菊や古典菊など7種類。竹や木材でつくられた上家と庭園の景色が織りなす秋の風情を、のんびり散策しながら楽しんでみませんか。
菊花壇展2026|新宿御苑で出会う、皇室ゆかりの菊と伝統美
新宿御苑の秋を彩る「菊花壇展」とは
「菊花壇展」は、毎年11月1日から15日まで新宿御苑の日本庭園で開催される、秋の風物詩です。回遊式の日本庭園内に「上家(うわや)」と呼ばれる建物を設け、その中に丹精込めて仕立てられた菊を展示します。菊と上家、そして庭園が一体となった景色は、都心にいながら日本の伝統美をじっくり味わえる特別な時間です。
新宿御苑の菊は、1878年(明治11年)に宮内省が赤坂離宮で催した「菊花拝観」にそのルーツを持ちます。その後、1904年(明治37年)から新宿御苑でも菊の栽培が始まり、1929年(昭和4年)には観菊会の会場となりました。現在も皇室の伝統を受け継ぐ菊花が一般公開されており、歴史ある秋の行事として多くの人を楽しませています。
【11/1~11/15 菊花壇展開催中】
日本庭園で、皇室ゆかりの #菊花壇展 を開催中🏵️
7つの上家と2つの露地花壇を、特色豊かな菊が彩ります✨
菊班スタッフが1年以上かけて丹精込めて育てた、伝統の #菊 をぜひご覧ください。
🌿会期中は月曜日も休まず開園!
※写真は過去の見頃時のものです。
#新宿御苑 https://t.co/mloYNNzjYw— 新宿御苑 自然情報 (@SG_info_kyokai) November 1, 2026
7種類の菊花壇をめぐる楽しみ
菊花壇展の大きな魅力は、特色の異なる7種類の菊花壇を順路に沿って巡れることです。それぞれの花壇は、もっとも美しく鑑賞できるように飾り付けられているので、のんびり歩きながら菊の個性を比べてみてください。
圧巻の「大作り」花壇
とくに見応えがあるのが「大作り(おおづくり)花壇」です。新宿御苑独自の技法により、接ぎ木をせずに一株の菊から一年以上かけて枝数を増やし、数百輪の花を半円形に仕立てます。無数の花が揃って咲く姿は圧巻で、菊花壇の中でもひときわ目を引く存在です。木軸の大きな上家と合わせて、思わず足を止めたくなる光景です。
【新宿御苑菊花壇展】11/1(水)~15(水)@新宿御苑内 日本庭園
皇室とのゆかりの深い新宿御苑で、皇室の御紋章である「菊」を独自の方式で飾り付けます。
庭園と調和した見事な菊をお楽しみください(要新宿御苑入園料)。
https://t.co/mVpDZVr1YI https://t.co/jY386j2z63— 環境省 (@Kankyo_Jpn) November 1, 2017
新宿御苑の菊花壇展良かったね、みんくる。 https://t.co/OPbYwVmPJu
— カラメル (@sthboutthekiss) November 1, 2026
古典菊の魅力を味わえる花壇
伊勢菊、丁子菊、嵯峨菊の3種類は、地域ごとに発展した「古典菊」です。伊勢菊は平たい花びらが縮れながら長く垂れ下がり、丁子菊は花の中心が盛り上がり、嵯峨菊は花びらがまっすぐ立ち上がります。同じ菊といっても、咲き方や雰囲気がまったく異なるのが面白いところです。
江戸菊は「舞菊」とも呼ばれ、開花後に花びらや色彩が変化していくのが魅力です。一文字菊は花びらが16枚前後の大きな一重咲きで、天皇家の御紋章に似た形から「御紋章菊」とも呼ばれます。管物菊は管状の花びらが放射状に広がり、26品種194株が植え込まれています。
晴れてるうちに新宿御苑へ。菊花壇展は今日から。初日なので?まだ咲ききってないものもあります。 https://t.co/rBAP7V9meq
— マツシタ (@matsushita_z) November 1, 2026
細部まで楽しめる懸崖作りと肥後菊
「懸崖作り(けんがいづくり)花壇」は、野菊が断崖の岩間から垂れ下がって咲く姿を表現した花壇です。一株から伸ばした茎を竹と針金の骨組みに這わせて形をつくる繊細な仕立てで、竹とよしずの上家、前を流れる水の景色との相性も抜群です。
肥後菊は熊本で発達した古典菊で、花びらと花びらの間にすき間があるのが特徴です。花壇としては小ぶりですが、黒土に敷かれた苔など細部の工夫が光ります。ゆっくり近づいて観察すると、職人技のこだわりがより感じられます。
新宿御苑で行われている、菊花壇展に行ってきました。 https://t.co/eyVxxtTlVD
— タカシ@グレープフルーツ禁 (@takasyan_) November 1, 2026
大菊の「手綱植え」も必見
手鞠のように丸く咲く大菊は、園芸菊の代表的な品種です。新宿御苑では、神馬の手綱模様に見立てた独自の「手綱植え」で、39品種311株の大菊を黄・白・紅の順に植えています。色の変化を楽しみながら歩ける構成で、全体が揃って咲く美しさはまさに見事のひとことです。
菊花壇展をさらに楽しむ過ごし方
菊花壇解説展で知識を深める
菊花壇展の開催期間中は、新宿御苑のインフォメーションセンター内アートギャラリーで「菊花壇解説展」も開催されます。会期は2026年10月27日(火)から11月15日(日)までで、菊花壇展の歴史や見どころ、菊の種類などを分かりやすく紹介しています。
菊花壇展を見た後に解説展へ足を運べば、それぞれの菊の特徴や仕立て方への理解がぐっと深まります。また、サービスセンターでは菊の栽培や仕立てを支える「菊班のお仕事展示」も、2026年9月15日(火)から11月15日(日)まで開催予定です。
菊花展は、剪定しながら枝分かれさせる技術や展示のための配置や高さの揃え方の工夫、建屋の美しさなど興味深いことばかり。花の美しさはもちろん、園芸の奥深さを感じました。何より大輪の菊は花火のようで美しく、並んでいる様は雲海のようでした。晴天にも恵まれて、とっても楽しい休日でした。 https://t.co/CbrLJS0401
— 打越綾子 (@ayakouchikoshi) November 1, 2026
日本庭園でのんびり、食事やスイーツも
菊花壇展を楽しんだあとは、日本庭園周辺でひと休みするのもおすすめです。日本庭園の中にあるお食事処「楽羽亭 新宿御苑 むろや」では、いなり寿司や和スイーツを楽しめます。あんこを使った和スイーツやお茶を提供する「翔天亭 新宿御苑 あのん」では、散策の合間の甘いひとときを過ごせます。
着物で日本庭園を散策したい方には、「楽羽亭 江一商店」の着物レンタルも選択肢です。華やかな菊と伝統的な庭園、そして着物姿が重なれば、秋の新宿御苑ならではの特別な思い出になりそうです。
新宿御苑には、無料休憩所が4か所あります。
園内のカフェやレストランの #テイクアウト メニューを楽しみながら、休憩所でひと休みしたり、広い芝生でピクニックを楽しんだり🍙🥪
本日からは #菊花壇展 も開催中🏵️
思い思いのスタイルで、秋の庭園を満喫してくださいね🍂
#新宿御苑 #庭園 https://t.co/8mmX2A274k— 新宿御苑 サービス施設 (@SG_service_kyo) November 1, 2026
菊花壇展のアクセスと開催時間
【開催日】2026年11月1日(日)~2026年11月15日(日)
【開催時間】9:00 – 16:30(入園は16:00まで)
【開催場所】新宿御苑 日本庭園
【交通アクセス】新宿門:JR・京王・小田急線「新宿駅」南口より徒歩10分、東京メトロ丸ノ内線「新宿御苑前駅」出口1より徒歩5分、東京メトロ副都心線・都営新宿線「新宿三丁目駅」より徒歩5分。千駄ヶ谷門:JR総武線「千駄ヶ谷駅」より徒歩5分、都営大江戸線「国立競技場駅」A5出口より徒歩5分
【公式サイト】https://policies.env.go.jp/national-garden/shinjukugyoen/highlights/kiku/
※掲載内容は変更されている場合があります。最新の情報は、会場や主催者の公式サイト等でご確認ください。



