浅草橋紅白マロニエまつりは、浅草南部地域の歴史と文化、そして「モノづくりのまち」としての活気を体感できる春恒例のイベントです。紅白のマロニエ並木が美しく咲き誇る5月、浅草橋・柳橋・蔵前・鳥越エリアが一体となり、パレードや盆踊り、物産市など多彩な催しで賑わいます。2013年からヒューリック浅草橋ビルを拠点に、地域の魅力を発信し続けてきたこのまつりは、地元住民や観光客にとっても欠かせない一大行事です。今回は、浅草橋紅白マロニエまつりの歴史や特徴、そして2025年の注目ポイントを詳しくご紹介します。
目次
浅草橋紅白マロニエまつりの歴史と地域の歩み
マロニエ並木とまつりの誕生
浅草橋紅白マロニエまつりの名称は、浅草橋周辺の道路に植えられたマロニエ(西洋トチノキ)の並木道に由来します。紅白の花が見頃を迎える5月に合わせて開催されるこのまつりは、地域の人々の交流を活発化し、賑わいあるまちづくりを目指してスタートしました。マロニエの花は、白や薄紅色が特徴で、地域のシンボルとして親しまれています。
本日は、『浅草橋紅白マロニエまつり』でした!
最後は、出演者とお客様みんなで輪踊り!同じ阿呆なら踊らにゃ損々でしたー!お越しいただいた皆さん、共演の連の皆さん、スタッフの皆さん、ありがとうございました✨
明日は、ハナミチ東京歌舞伎町にて19:00〜踊ります。お時間ある方、ぜひ! pic.twitter.com/qZNsIxJRol
— 寶船 TAKARABUNE (@takarabune_info) May 12, 2024
江戸時代から続く文化と産業のまち
浅草南部地域は、江戸時代から続く歴史的・文化的資産や地場産業が根付くエリアです。問屋街やアクセサリー・パーツ屋が軒を連ね、「モノづくりのまち」として全国に知られています。隅田川や神田川の流れとともに、庶民文化や季節の風情が今も息づいており、まつりはそうした地域の魅力を発信する場として重要な役割を担っています。
浅草橋紅白マロニエまつりの主なイベントと見どころ
にぎわいパレードと多彩なパフォーマンス
まつりの目玉は、色鮮やかな衣装に身を包んだ団体による「にぎわいパレード」です。阿波踊りや和太鼓、フラダンスなど、さまざまな団体が浅草橋の大通りを練り歩き、沿道の観客を魅了します。子どもから大人まで幅広い世代が参加し、地域の一体感を肌で感じられる瞬間です。
浅草橋紅白マロニエまつり
にぎわいパレードに行ってきた。傭兵舞台のステージを撮影してみた。#マロニエまつり#傭兵舞隊#布遊会 pic.twitter.com/izPhGcxuzh
— 今日も一日ゼロ災でいこう! (@tiga_dyna_gaia) May 11, 2024
盆踊り大会と地域交流
もうひとつの人気イベントが「マロニエまつり盆踊り大会」。鳥越おかず横丁やヒューリック浅草橋ビル前の路上で、東京音頭や炭坑節など定番曲を中心に、地元有志や観光客が輪になって踊ります。昭和の下町情緒が漂う会場で、地域の人情味や温かさに触れられる貴重な体験です。
2025年・浅草橋紅白マロニエまつりの注目ポイント
にぎわい市で楽しむ地元グルメと限定アイテム
2025年もヒューリック浅草橋ビル2階では「にぎわい市」が開催され、シモジマ浅草橋本店やeast side tokyoなどの人気ショップが母の日限定グッズやレトロ雑貨、ワンコインアイテムを販売します。地元飲食店の屋台では、下町グルメやスイーツも楽しめ、買い物や食べ歩きが好きな方には見逃せない内容です。
#浅草橋紅白マロニエまつり 本日も始まりました。阿波踊り7団体などのパレードや、姉妹友好都市の出店、2階は浅草橋のお店が並ぶ、にぎわい市、3階は写真展、座★ステージ浅草橋などがあります。周辺にはマロニエの花も咲いています。 pic.twitter.com/YRJxIIYv4n
— 浅草橋紅白マロニエまつり (@maroniematuri) May 12, 2019
クリエイター企画と屋形船体験
地元クリエイターとメディアがコラボしたTシャツ展示・投票イベント「ハンソデ総選挙」や、隅田川を巡る屋形船体験も実施されます。オリジナルTシャツの投票や記念品の配布、揚げたて天ぷらを味わいながらの舟遊びなど、浅草橋ならではの体験が満載です。地域の新たなカルチャーや伝統を感じられる企画が、まつりをさらに盛り上げます。
第18回 浅草橋紅白マロニエまつりの詳細
最寄駅 : 浅草橋駅 秋葉原駅
会場 : 浅草橋駅前 ヒューリック浅草橋ビル と周辺地域
日程 : 2025年5月10日(土)~5月11日(日)
公式サイト : https://yingyingdance.wixsite.com/world-dance-festival
※掲載内容は変更されている場合があります。最新の情報は、会場や主催者の公式サイト等でご確認ください。