おおくら大仏

おおくら大仏は世田谷道りにある「妙法寺」(世田谷区大蔵5-12)にあります。
昔、ここは石井戸といわれていました。 近くの大蔵団地の所は崖になっていて、その崖から湧き水がでていました。
石から水が出ていくる事、そしてこの地域にすんでいた石井氏の名前、両方兼ね合わせて石井戸と呼ばれていたようです。
その石井戸に妙法寺は、約350年前に創建されました。

その頃宇奈根に常光寺(1585年頃開山されたといわれる)というお寺があり、その隣村であったこの地域の人々が、常光寺に頼みこの寺をつくってもらった といわれています。
通称、おおくら大仏妙法寺といい、正式名は東光山妙法寺といいます。 発起人は大蔵本村の村長さんだった安藤家です。
その安藤家の旧住居は旧跡として世田谷の文化財に指定されています。

大仏は、平成6年秋のお彼岸に完成しました。 大きさが高さ8メートル、重さ8トン、ブロンズ製です。
この大仏様は、光背に四菩薩を配したお釈迦様を現しているそうです。

こちらの住職さんはかなりユニークな人で、ソーラー発電による仏壇のライトアップや電動式納骨堂などを作ったそうですが、大仏様も夜になると ライトアップされ遠くからも良く見えるそうです。
台座には、電気モータの仕掛けがあって、一回転できる様になっています。

朝9時から夕方5時までは、本堂の方向を向いた南向きに、夕方5時から翌朝9時 までは世田谷通りの方向を向いていて、交通安全や世界平和を祈念している そうです。
実際の回転スピードはすごく遅くて完了するまでに約5分位かかります。
このため地元でもこの大仏が回転する事を知らない人が多くいるそうです。