東京大仏

大仏といえば奈良・鎌倉を思い浮かべますが、東京大仏だって負けてません。

高さ8.2m(座っておられるから座高?)頭部だけでも3m、青銅製で重量32tと かなりの大きさで、奈良・鎌倉 ・東京、大仏三兄弟の三男とも称される青銅製大仏です。いずれも古都か現在の首都にある為そう言われていと聞きます。(蕨史跡探訪会)

この大仏様は昭和52年に完成したものです。
乗蓮寺は板橋区仲宿62(江戸時代の板橋宿)にありましたが、昭和48年(1973年) の道路拡張工事に伴い現在の地に移転したそうです。
創建は室町時代初期で開山は英蓮社信誉無的和尚(応永14年:1407年)です。

宗派は浄土宗で開山当初は「孤雲山慶学院乗蓮寺」と言う山号でしたが、後に「慶学山」となり、現在地への移築に際し「赤塚山」と改称されました。

天正19年(1591年)に徳川家康から十石の朱印地を寄進されています。
寛保3年(1743)4月、八代将軍吉宗が鷹狩を催した際に、雨宿りをしたのが縁で 将軍鷹狩の休所として使用されるようになり、安永8年(1779)御膳所に指定 され、境内に御成門と御座所が造営されたと云われています。
現在も寺宝として三つ葉葵の高蒔絵のお膳が秘蔵されているそうです。
要所に三つ葉葵の紋が掲げられているのも頷けます。

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