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井の頭公園の歴史と成り立ち
日本初の郊外公園としての誕生
井の頭恩賜公園は、大正2年(1913年)に日本で最初の郊外公園として計画的に整備されました。当時の東京は急速に発展しており、都市部から少し離れた場所に自然を楽しめる空間を作る必要がありました。この公園は、そんな時代の要請に応える形で誕生したのです。YOSHI散歩 吉祥寺①
— @単身赴任生活 (@yoshi_ibaraki) November 16, 2024
吉祥寺に行ってきました。どうもYOSHIです。
まずは井の頭恩賜公園へ。ウン十年ぶりです 都心から約15分の所にこんなに広い公園があるとは驚き。43万㎡あり東京ドーム約9個分。約二万本の樹木と約130種の動物が生息してます。
11月も半ばを過ぎ紅葉も色づき始めました pic.twitter.com/NITBgqjwzD
江戸時代からの重要性
しかし、この地域の重要性は江戸時代にまでさかのぼります。徳川家康が江戸城に入城した天正18年(1590年)、家康はすぐに上水の整備を命じました。その命を受けた大久保忠行は、武蔵野最大の湧水池である井の頭池を水源として利用することを決めたのです。神田上水と井の頭池の関係
江戸の水道の始まり
大久保忠行が整備した水路は「神田上水」と呼ばれ、江戸の水道の始まりとなりました。井の頭池を源とするこの水路は、江戸市中に新鮮な水を供給する重要な役割を果たしました。この功績により、大久保は家康から「主水」の名を賜ったと伝えられています。<2024.11.4>#東京都 #千代田区#東京都水道歴史館
— スミスさん (@smith51350) December 1, 2024
1995年開館。東京水道400年の歴史を紹介する歴史館。1階では近現代の東京水道・2階では江戸上水の歴史を展示。建物の裏手には神田上水遺跡の一部を移築復元した神田上水石樋を見ることができます。東京都文化財ウィークに合わせて上水記を特別展示。 pic.twitter.com/mSo4hT5rya
神田上水の長期にわたる貢献
神田上水は、明治31年(1898年)に「改良水道」が完成するまで、300年以上にわたって江戸・東京の人々の生活を支え続けました。現在の神田川の源流が井の頭池であることからも、その歴史的つながりを感じることができます。井の頭池にまつわる逸話と現在の姿
徳川家光による命名説
「井の頭池」という名前の由来には興味深い逸話があります。3代将軍徳川家光が命名したという説が有力で、寛永6年(1629年)に鷹狩りで訪れた際、湧き出す泉を見て「井の頭」と名付けたとされています。その名を近くのコブシの木に刻んだという伝説まであるほどです。#井の頭公園
— 10秒湧水 (@10secondsspring) June 8, 2024
井の頭池の湧水はほとんど枯渇してしまい、現在は深井戸で汲み上げられた地下水によって池の水をまかなっています。
が、公園の東端では、神田川の河床から勢いよく湧き出すさまが見られます。#湧水萌え #三鷹市 pic.twitter.com/G3Oyh4GJx9