当時の山手線は「の」の字線だった

電車通勤で山手線をご利用に方は大変多いと思いますが、その山手線が環状線になる前は大変ユニークなルートを通っていた事をご存知ですか?

環状線になる前は、
(始発)中野→新宿→御茶ノ水→東京→品川→渋谷→新宿→池袋→田端→上野(終点)と言うルートで、
地図で見るとひらがなの「」を反時計廻りに90度回転させた形に似ています。
面白いのは、新宿を2度通る事です。
なぜ、この様なルートになったかは路線 延長に関係があるようです。
明治5年に「新橋~横浜」間の都市間鉄道が開通 し、次に明治18年「貨物新幹線」として品川線(山手線)が開通したそうです 。
この時点で、新橋→品川→渋谷→新宿→池袋→田端→上野が開通し、その後 明治末には甲武線(現中央線)が秋葉原にある万世橋まで延長され、大正8年 に万世橋~東京間が開通した結果、最初にお話した「の」字ルートの出来あが りとなった様です。

山手線が環状線になるのは大正14年11月まで待たなければ
ならなかった様です。

現在から考えると上野~東京間が無い山手線は不便だっ たのではないでしょうか。