御殿山にもお台場?

 お台場と聞いて連想するのは、ゆりかもめ、観覧車、フジテレビ…と色々出てきますが、御殿山(ごてんやま)と連想する方はいないと思います。
実は、お台場とは江戸時代の終わりに造られた「大砲の陣地」の事なのです。

徳川幕府は嘉永年間に江戸を防衛するために、六基の台場を築きました。
品川区立台場小学校の敷地は御殿山下御砲台跡であり安政1年1月(1854)に着工 し、同11月に完成しました。
台場小学校内には二番台場に点灯していた品川燈台をかたどったものを設置し、台場に使われていた真鶴石を並べて土台としています。
六基総ての台場は1年半で完成し、日本の技術力の高さを今に伝えています。

昭和の年代に入ると、幾つかの台場は海上交通の障害になるために撤去され、現在残るのは第三、第六台場のみとなっています。
撤去された台場石は再利用される等して転々として、その一部が明治公園(神宮外苑の国立競技場南にある)に残されています。