江戸の人口は世界一!

 徳川家康が江戸で天下普請(江戸城の再建築のこと)を始めてから約20年後 、 江戸の人口は京都に遠く及ばず、伊達氏の城下町仙台と同じくらいだったそ うです。

それが、寛永末期(1640年頃)に京都に追いつき、元禄8年(1695年) には人口は85万人に達し日本一の都となりました。

その後も人口は増え続け、18世紀に100万人、1837年には128万人となり、 欧州最大の都市ロンドンの85万人を大きく上回り、世界最大級都市になりました。
しかし、江戸の全体面積の64%は武家地で人口約60万人に対し、 町人は人口約 65万人で15~20%の土地に生活していたそうです。
これを、1平方㎞に換算すると約4万人となります。

現在最も人口密度が高い台東区でも約3万人程度ですから、大変な混み様だと思います。
しかも当時の建物は平屋が多いですから、室内居住密度は異常に高かったので はないでしょうか。

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