地名の由来 「品川編(1)」

 土地の名前は、その地域の伝説、地形、施設建物、職業、習慣など実に様々な由来によって名付けられています。
地名の由来を知ることにより、その地の奥深い歴史に触れることでしょう。
そんな地名の楽しい由来についてご紹介致します。

品川(しながわ)
目黒川の古名が品川と呼ばれていたとする説と、上無川(神奈川の語源)に対して下無川(しもなしわ)が略されて品川になったとする説など、諸説あるそうです。

荏原(えばら)
「続日本記」に武蔵国荏原郡と出てくるほど、古い地名です。
地名は一説に荏胡麻(シソ科の一年草で「え」「しろじそ」「じゅうねん」とも呼ばれます)の繁茂する原に由来すると言われています。

江戸時代には武蔵国二十二郡の一つで現在の品川、大田、目黒と世田谷の大部分を含んでいました。
明治22年に戸越、中延、小山、上・下蛇窪が平塚村となり、昭和元年に平塚町となりましたが、神奈川県の平塚町と混同するため昭和2年に荏原町と改称し、昭和7年に荏原区となりました。
更に昭和16年には、中延、戸越、小山の一部で荏原町が復活して、この町をメインに再編成したのが現在の荏原だそうです。